原宿新聞

「表参道アカリウム」開幕後初のクリスマス　来街者も昨年から大幅増の見込

　5日にスタートした表参道の新しい冬の風物詩「表参道アカリウム」だが、この開幕以降、表参道の1日平均来街者が約1万人純増（前年同日比）となっていたことが分かった。
　とりわけ第2日目は朝刊各紙に紹介されたこともあり、前年同日比約1万6千人の大幅増。最初の2週間で見る限り、訴求力は鮮明だ。
　統計はＪＲ原宿駅、東京メトロ表参道駅、明治神宮前駅の3駅の乗降客総数を2で割り算出。これまでの最多は開幕2日目・12月6日（水）の約18万人だが、これに対し今年同様晴天で平日（火曜日）だった昨年同日の来街者は約16万4千人。ほとんど同じ条件の下、約1万6千人の純増を果たした格好だ。
　第一週こそ雨が続き予想より伸び悩んだものの、2週目に入って人の動きも加速。主催者によれば、専用フリーダイヤルに電話し発声することで、あかりが特別な反応をする「アカリウムコール」の存在も徐々に知られるようになっているということだが、そうした関連イベントの多さも集客に貢献している模様。
　これまでの平均で日1万人程度の来街者増に繋がっているということだ
が、クリスマス前の最後の金曜日となった22日は、あかりの演出も特別バージョンに転換。こちらは25日まで続けられる予定で、イベントを通してピークの人出が予想されている。

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（2006-12-22）