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「神小KIDS表参道MUSEUM 2007」
表参道の発展とともに成長を続ける渋谷区立神宮前小学校の子どもたちが、図画工作の授業で作った作品を、街全体を巨大なギャラリーに見立て発表する展覧会「神小KIDS表参道MUSEUM 2007」が、今月1月20日(土)から28日(日)までの9日間にわたり開催される。
同潤会アパートの取り壊しが始まった2003年より隔年ごとに行われている、神小児童による表参道でのギャラリー企画で今回で3回目(6年目)。当時の街のシンボルだった同アパートへの惜別を込めた第1回「思い出をありがとう」、生まれ変わる過程にあった2003年当時の表参道と、成長途中の子どもたちを希望の卵に見立てた第2回「ドリームエッグ」に続く今回のコンセプトは「真冬の元氣祭 2007」。現在の表参道の華々しい賑わいと子どもたちの成長を重ね合わせたもので、「街+児童」を主人公とした一連のストーリーの第3話という位置づけだ。
期間中は、132人の児童と9人の教諭が描いた合計141枚のTシャツ型フラッグが通りにはためくほか、1年生から6年生までの全校児童が学年混成チームを組み制作した「神小水車みこし」を、児童自身が担いで通りを闊歩。これだけにとどまらず数々の作品が展示される予定で、児童らにとっては1年間の図工学習の総決算だ。
回を重ねるごとに街からの認知も高まっていった神小児童と表参道のコラボレーションは、卒業を控えた6年生にとっては入学から今日までの道のりとそのまま重なるもの。自身も赴任6年目となる山田先生もこの期間を振り返り、「ニュースなどでも取り上げられ知名度が高まったことで、街の人達が子どもたちに声援を贈ってくれる機会も増えていった」という。そうしたこともあってか、子どもたちの「自分の作品は他人が見てくれている」という意識も年ごとに強まっていったようで、「創作に当たっての子どもたちの集中力や想像力の伸び方は、教えている私が驚くほどだった」との感慨を語ってくれた。
(2007-01-11)
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