原宿新聞

展覧会「シアタープロダクツの現場」　スタッフの仕事風景をそのまま「展示」

　ファッションブランド「シアタープロダクツ」が、2週間限定で事務所を六本木から渋谷のパルコパート3の「パルコミュージアム」に移転、事務所内でスタッフが働く風景をそのまま「展示」する企画展を行っている。29日（日）まで。
　同ブランドの事務所風景が鑑賞できるのは、展覧会「シアタープロダクツの現場」の一展示物となる「シアタープロダクツの打ち合わせ」。デザインのほか生産管理、プレスなど、服作りに関わる労働の現場を、普段のそのままに見られるというもの。
　さらに、毎日開かれる会議を「シアタープロダクツの打ち合わせ」と題して公開。その日ごとホワイトボードに書き出された予定通りの会議が、パルコミュージアムで実際に行われる（非公開のものもあり）。
　期間中のパルコミュージアムでは、シアタープロダクツによるこれまでのユニークな製品も多数展示。一枚の壁画から型抜きのように抜き取ると、そのまま本当のバッグとして使用できる「ちぎるバッグ」、さらに入り口近く天井から密林のように大量に掛けられ、潜り抜けないと場内に入れない趣向となっている「スカートの森」は、期間中も会場で購入できるということだ。
（2007-01-16）