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「渋谷事業所レスキュー隊機構」が発足 シダックスなど16事業所参加
災害発生時、自社建物内や周辺で被災者が出ることを想定し、約2万3千の一般企業(事業所)で「自衛消防隊」が編成されている渋谷消防署管内だが、同署では今回、この各隊を「渋谷事業所レスキュー隊機構」として都内で初めてネットワーク化。16日には署内でその発足式が行われた。
機構は東急百貨店やシダックスなど、渋谷区でも代表的な16の企業、事業所が呼びかけに応じ発足。これまでにも自社周辺での災害発生に備え、各々従業員らによる被災者救出訓練などを行ってきた各社だが、機構化により消防署−事業所間の情報のやり取りを密にすることが狙い。
これにより各社レスキュー隊は、災害発生時に渋谷消防署に災害情報を通報。対する消防署では、平時からメールマガジンなどで各社に災害対策情報を提供。いざという時の救出活動がスムーズにできるようにするとともに、同署を災害情報の集まるターミナルセンターとして整備。将来的には事業所同士連携しての救助活動ができるよう、さらに環境を整えるとの方針だ。
16日の発足式では、高島屋とシダックスによる救出救護訓練(=写真)も実演。震度6の地震により住宅が倒壊、外壁の下敷きとなった男性をシダックスの社員らが救出、すばやく渋谷消防署に電子メールで通報しその情報を元に消防署が対応するとのシナリオ。救援物資が詰め込まれたシダックスの営業車輌も出動し、災害時の企業、消防署双方の一連の動きがシミュレートされた。
(2007-01-16)
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