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漆の美展

漆の美展

 今週末17日(土)から「日本文化を担う・漆の美展」が明治神宮文化館 宝物展示室で開催される。
 今回の展示では、明治天皇・昭憲皇太后ゆかりの漆工品をはじめ、農林水産大臣賞や林野庁長官賞受賞作品、更には海外の台湾、韓国、スペインなどからも貴重な作品が出展され、様々な漆工品一同に公開される。
 「漆」は、名もなき工人の知恵と工夫によって培われた美術工芸品であり、その技術は広くアジアに分布し、「東洋の特産」とも呼ばれている。特に我が国では「蒔絵」という高度な技術が発達し、“japan”と称される世界に誇る漆の文化が創り上げられた。今回、漆をテーマに日本文化を紹介し、伝統の美を後世に伝えていこうするものだ。
 漆というと、高額でなじみが少ないという人も多いだろうが『蒔絵体験コーナー』が同時に開催され、オリジナルの作品を簡単に楽しく作れるという。我々もたまにはパソコンの画面にばかり向かわず、日本文化に触れる静かな時間も必要ではないだろうか。
場所:明治神宮文化館 宝物展示室
主催:日本漆工協会・明治神宮
会期:平成19年3月17日(土)〜4月22日(日)
時間:午前9時〜午後4時30分
拝観料:一般:500円、大学・高校生:200円、中学生以下無料
問合せ先 TEL(03)3379‐5875(2007-03-15)

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