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総事業費400億の計画公表　渋谷区

　渋谷区は、今後四年間の施設整備の概要を公表した。旧大和田小学校跡地施設はじめ本町小中一貫校、特別養護老人ホームの建設など計十九施設に及ぶ整備計画で、総事業費約４００億円。桑原区政のいわば集大成といえる建設計画で、すでに議会全員協議会で説明された。
　建設計画の基本は、�．灰潺絅縫謄�の活性化��教育の充実��子育て環境の整備�つ梗�社会を楽しむ施設・体制の整備�サ貘舅妥直�学校跡地施設整備。
　コミュニティの振興では、千駄ヶ谷出張所を原宿警察署跡地に移転する計画。あらたな用地を東京都から取得、新施設には出張所に加え温水プール・文化・教育・福祉などの多目的集会施設を併設する。施設規模は約六〇〇〇平方メートル。平成二十二年七月着工、同二十四年七月開設予定。
　さらに神宮前穏田区民会館の立替を計画。区民施設には今後、区民の意向を聞きながら、同施設への移転を協議する。
このほか、�／袈橋萍瓜楡澆魏�築。改築後の施設に出張所、区民集会施設、保育所、新橋作業所を整備する。施設規模約四八〇〇平方メートル。平成二十年着工、同二十二年十月開設予定��恵比寿区民施設を改築。出張所、区民集会施設、保育園、住宅を整備する。施設五七〇〇平方メートル。二十一年十二月着工、二十四年四月開設予定��西原図書館の改築にあわせ西原出張所を併設する。西原出張所跡地には区民集会所を新設する予定。施設一三〇〇平方メートル。二十年七月着工、二十二年四月開設予定�ぢ膰�区民施設の改築。施設二六〇〇平方メートル。二十一年十月着工、二十三年四月開設予定。
教育施設の充実では、本町小学校、本町東小学校、本町中学校を統合、「本町小中一貫教育校（仮称）」を開校する予定。この施設は、現在の本町中学校に建設、温水プール、体育館、一〇〇メートル直線走路がある校庭など充実した学校環境を整備する。渋谷区で小中一貫校の開校ははじめてのことだ。施設規模は、約一六〇〇〇平方メートル。地上五階、地下三階。普通教室二十二、特別教室十四、温水プール、体育館二、グラウンド。二十一年着工、二十四年四月開設予定。
　このほか、鉢山中学校を「理数教育重点校」に指定、整備。渋谷区が方針とする特色ある学校づくりを推進していく考えだ。
子育て支援施設の推進では、保育園児の「待機児ゼロ」をめざし西原地区、旧大和田小跡地に認可保育園を新設する。西原地区は学童館跡を改修するもので、約五三〇平方メートル。定員五〇人程度。一‐五歳児を保育。二十一年三月開設予定。大和田小跡地には、施設規模約八〇〇平方メートルの施設を建設。定員六〇人程度。〇-五歳児を保育。二十二年十月開校予定。
このほか、代官山、恵比寿、新橋、大向保育園の建て替えを計画している。
高齢社会への対応では、旧代々木高校跡地および本町地区に特別養護老人ホームを整備する。代々木校跡地は施設約七三〇〇平方メートル。一〇〇床（このうち二〇床はショートスティ用）。本町地区は、本町東小学校敷地を活用して整備する。施設九六〇〇平方メートル。一〇〇床（二〇床はショートステイ）。さらに新橋、恵比寿、二軒家、大向敬老館を建て替える予定だ。
旧大和田小跡地施設は、敷地面積四九六七平方メートル。延床面積二七四〇〇平方メートル。小中ホール、プラネタリウム、こども科学センター、健康センター、体育施設など計十五施設がはいる予定。地下三階、地上十二階の大規模計画だ。


　
　

（2007-12-30）

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