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渋谷区の新・温暖化対策プロジェクト始動
NPO法人「ガイア・イニシアティブ」との共同による、渋谷区の地球温暖化対策事業「渋谷『+1の森』プロジェクト」が、先月末7月31日(木)から始動した。地域の企業、個人から協賛を募り、区道などに植樹を行なうプロジェクトの第一弾。これを継続的に実施することにより、空気中に排出される二酸化炭素量を減らし、地球温暖化に役立てようという計画だ。
7月31日、渋谷駅ハチ公前広場にて行われた第一号植樹式には、主催者を代表して渋谷区の桑原敏武区長のほか、共同主催者であるガイア・イニシアティブから代表者の野中ともよ氏が出席。さらに第一号の植樹協賛者である、ファッションイベント「東京ガールズコレクション」からも、イベントの実行委員長で女優の山田優さんが出席、自らの手でハチ公広場の花壇に木を植えた。
この日植えられたのは、長野県大滝村から提供された「目薬の木」「コウヤママキ」「ヒノキ」の三本。ガイア・イニシアティブによれば、同プロジェクト三本の木を植えるのは、「『木』が三つ集まることで『森』ができる」とのコンセプトによるもので、この日植えられた三本も、協賛者の名に因み、「渋谷『+1の森』NO001 東京ガールズコレクションの森」と命名。「森」第一号の植樹者となった山田さんからは、「私もエコバッグを持ち歩いたり、電源も主電源から切るようにしています。小さなことから(環境保護に貢献)するのが大切」とのコメントが聞かれた。
三本の木からなる小さな「森」を街のいたるところに作り、渋谷を緑のあふれる街にしていこうとの同プロジェクトは、個人は一口一万円、企業は一口三〇万円から協賛可能。「東京ガールズコレクションの森」のように、できた「森」には協賛者の名が付けられる。
渋谷区では、すでに第2号、第3号の植樹を予定。今後も地域の住民、企業、行政が三位一体で推進する、温暖化対策の先駆けとなっていきたい考えだ。
(写真は、左から桑原区長、野中ともよ代表、山田優さん。第一号植樹式にて撮影)
(2008-08-15)
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