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スーパーよさこい あす23日開幕へ。表参道に5,500人の踊り子
表参道・夏の風物詩「原宿表参道元氣祭・スーパーよさこい」が、明日8月23日(土)、24日(日)の2日間にわたり行なわれる。今年は全91チーム、総勢約5,500人の踊り子が出場。副都心線開通によりアクセスの大幅向上を見た今年、二日間を通じて、昨年の80万人を超える来場者を見込む。
「スーパーよさこい」は商店街振興組合原宿表参道欅会の主催により、2001年より毎年8月に行なわれている明治神宮への奉納祭。高知県伝統の「よさこい」をベースとしているが、踊り子達の艶やかな衣装など、原宿らしい華のあるパフォーマンスが初年から話題に。8回目を迎える今年、いまや東京を代表する夏祭りのひとつとして、完全に定着している。
演舞に参加する91チームの内訳は、北は青森県から、南は九州の佐賀県まで様々。アフリカから「ロッテ・ガーナよさこい連」が今回で4回目の出場を果たすなど、国際色も豊かだ。前回グランプリを受賞した「とらっく(社団法人高知県トラック協会)」をはじめ、今年も高知県からは大挙13チームが参加しており、地元ならではの、ハイレベルな演舞が期待できる。初出場は21チーム。
各チームが磨けあげた演舞や衣装を、服飾関係者や美容関係者、音楽関係者らが総合的に評価し、表彰する「スーパーよさこい」。今年は特に明治維新(1868年)から140周年、明治神宮御社殿復興(1958年)から50周年に当たることから、「元氣賞(グランプリ)」「欅賞」「審査員奨励賞」「感動賞」「よさこい賞」などの常設賞に加え、新たに「明治神宮賞」を新設。同じく新設で、初参加のチームを対象とする「新人賞」などと併せ、どのチームが獲得するかに注目が集まる。
二日目に予定される表参道アベニューでの演舞は、とりわけ多くの人が視線を注ぐ大舞台。いずれも過去に実績のある42チームがすでに選出されており、ここで演舞を披露することになっているが、これに加え初日のNHK前ストリート演舞を参考に、新たに三チームを選出する予定。最大45チームで、夏の終わりを盛大に盛り上げるということだ。
◆「スーパーよさこい」開催期間中の関連イベント
【杜の響き】
23日(土)、明治維新140年、明治神宮御社殿復興50年を奉祝し、明治神宮会館(明治神宮内)にてスペシャルコンサート「杜の響き」が開催される。出演は、岡本真夜さん、葉加瀬太郎さんほか、スペシャルゲストとして森山良子さん。午後5時開場、午後6時開演。料金は、一般が六千円、中学生以下が四千円。
【浮世絵展】
23日(土)と24日(日)の二日間、表参道にある日本看護協会ビル地下二階にて「GTF浮世絵展」を開催する。北斎や広重の代表的な浮世絵作品を、ハイビジョンのデジタル映像で巨大スクリーンに投影して放映するほか、復刻版の原画も展示予定。時間は両日とも、午前11時から午後5時まで。
【じまん市】
8月23日(土)の正午〜午後8時、24日(日)の午前11時から午後5時、代々木公園イベント広場にて物産市「じまん市」を開催。「よさこい」の本場高知県を中心に、茨城県、山形県など各県から名産品を集め、販売する。
(2008-08-15)
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