原宿新聞

7月11日から夏の高校野球開幕へ　神宮で東京大会

　甲子園への出場キップをかけて、第９１回全国高等学校野球選手権大会の東京大会が１１日から、開幕する。
　開会式は１１日午前１１時から神宮球場で行われる。145校が参加する東東京大会は１１日から試合が始まり、８会場を使用して順調に日程が消化されれば、２９日正午から神宮球場で決勝戦の予定。　同様に、119校参加の西東京大会も、２８日正午から神宮球場で決勝戦を行う。
　昨年夏の代表校は東東京が関東一高、西東京が日大鶴ヶ丘高だった。
今夏の東代表は、春の東京都大会で準優勝し、関東大会でもベスト４に入った帝京高が最有力とされ、今春の選抜大会に出場した国士舘高やシード入りした小山台高はじめ公立校の戦いぶりも注目されている。
　一方、西東京では、春季東京都大会で優勝した日大三高を筆頭に、今春の選抜大会ベスト８の早稲田実業、前年代表の日大鶴ヶ丘高や八王子高などが有力視されている。
　全国大会は８月８日から１５日間、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開催される。昨年は９０回の記念大会だったため、５５代表が出場したが、今大会は全国４７都道府県から４９代表（北海道、東京は2校ずつ）が出場する。甲子園を目指す各地方大会は６月２０日に開幕した南北海道、沖縄を皮切りに順次始まり、順調に進めば７月３０日には全代表校が出揃う。
　総参加チームは、今年も全国で４０００校を超えると見られている。
（2009-07-10）