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副都心線開通から1年 原宿への来街者が1日11万人に
東京メトロの副都心線開通1周年を経て、明治神宮・原宿周辺への来街者増が目立っている。
小竹向原〜渋谷を結ぶ副都心線の開通は、昨年6月14日。開通1周年を経過して、全線の利用客数は当初の予想を5割以上も上回る好調ぶりで、「明治神宮前」を含む、有力商業施設が集積する拠点駅での予想を超える利用が目立つ。
東京地下鉄(東京メトロ)によると、開業前の需要推計では、小竹向原〜渋谷の輸送人員は1日当り16万8000人とみていたが、今年3月期の実績ですでに25万9000人に達し、5割以上の上ぶれ。他の路線からの副都心線への利用切り替えは当初、徐々に進むものとみられていたが、予想以上に早かったこと、明治神宮前や池袋、新宿3丁目、渋谷などの商業施設を訪れる定期外利用客が予想以上に多かったことなどが、その要因とされている。定期券を利用しない一般客の割合は当初、28・4%の見込みだったが、実際は55・3%に達し、池袋〜渋谷に限れば、61・5%と6割を超えるに至っている。
こうした状況下で、原宿表参道欅会のまとめによると、原宿表参道地区への1日あたりの平均来街者数は、4月が前年同月比4・4%増の10万7816人、5月が9・7%増の11万485人と、増加傾向を続けている。東京メトロ「明治神宮前」とJR「原宿」駅を利用する1日当たり平均乗降客数でも、4月が4・4%増、5月が9.7%増と、来街者数に正比例している。
これらはおおむね、東京の北部や埼玉県方面からの客数増とみられるが、2012年には副都心線と東急東横線との直通運転が始まることから、神奈川県内を中心とした東横線沿線からの来街者の増加が期待されている。また、渋谷駅周辺では、これと前後する形で大規模な基盤整備・再開発が計画されている。
(2009-07-12)
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