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表参道のランドマーク ハナエ・モリビル近く建替えへ
表参道のハナエ・モリビル(港区北青山3丁目)が近く、建て替えになる。
所有する大林不動産が計画しているもので、すでにファッションの「ハナエモリ」ブティックはじめカフェ,などの主要ショップやシティバンクといったテナントは「休業」「移転」を、かっての店頭に告知している。6月3日から「休業」に入った「ハナエモリ」では、顧客を銀座店に誘導している。
一方、森英恵ファッション文化財団やハナエモリアソシエイツ、ハナエモリプレスルームなどのファッション関係オフィスや地下のアンティークマーケットの一部店舗などは、従来どおりの営業を継続している。
同ビルの正式名称は青山大林ビルディングで、地上5階、地下1階、延べ床面積は9657平方メートル。故丹下健三氏の設計で知られ、ガラスのファサードは近未来的な印象で、古さを感じさせない名建築とされている。1978年の竣工で、2つあるウイングの一方に銀行が入り、もう一方のファッション関係のウイングとの間は、オープンスペースとなっていて、ファッションイベントなどに活用されてきた。
世界で活躍する日本人ファッションデザイナーの先がけとして知られる森英恵さんの活動拠点となり、表参道周辺がファッションの街として発展するきっかけをつくったと評価されている。森英恵デザインを象徴するように、上からは蝶が羽を広げたように見えるのも特徴だ。 それだけに、一部では保存運動も起こっている。
大林不動産では、「まだ、計画以前の段階で、煮詰まっておらず、公表には至っていない」としているが、今秋ごろには具体化するものとみられている。
(2009-07-15)
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