原宿新聞

親子参加の夏休みイベント、渋谷区が多彩に

　渋谷区では、夏休みに親子で参加できる多様なイベントを企画している。
　８月１０〜１２日には、渋谷区教育委員会の主催で、鉢山小学校を会場に、「中学生技術センター・自立型ロボットを作ろう」講座を行う。
　光センサーとタッチセンサーを搭載したロボット「ＫＩＲＯＢＯ」を作ろうというもので、昨年は「有線型」だったのに対して、今年は「自立型」に進化させる。「ＫＩＲＯＢＯ」は、光をなぞって進む、障害物を避ける、玉を取り込んで運ぶ、など様々な動きができ、参加者はロボットを動かしながらプログラミングを覚える。
　最終日には、レゴロボットでさらに複雑な動きに挑戦する。「ロボカップジャパンオープン大阪大会」に優勝、世界大会にも出場する先輩たちの話も、直接聞ける。
　講師は、都立産業技術高等専門学校の富永一利准教授。同専門学校の学生たちが補助指導を行う。
　このほか、９月１３日まで、「江戸の幟旗、庶民の願い・絵師の技」を松濤美術館で、「昭和４０年代の渋谷写真展」を９月２３日まで郷土博物館・文学館で、それぞれ開催中。
　また、「全恵比寿納涼盆踊り大会」は７月３１日〜８月１日に恵比寿駅前で行い、８月１日スタートの「体験学習・勾玉づくり」は２日まで郷土博物館・文学館で、「開園５周年イベント・押し花のしおり作り」は８月３０日まで、ふれあい植物センターで予定している。ふれあい植物センターでは８月２日に、夏休み子どもスクール「夏の虫の観察・オリジナル虫づくり」も開催する。
　少年相撲大会は８月８日、スポーツセンターでの実施が決まっている。
　さらに、８月中、下旬には親子美術館見学会、私立幼稚園児の朝顔展示会、夏休み子どもリサイクル施設見学会、ブルーアイランド氏のおしゃべりコンサート、夏休み子どもスクール「草木でＴシャツを染める」「
ハーブを使った調理実習」、夏休み子どもリサイクル教室「使用済み食用油でキャンドル作り」、小学生技術センター「トートバッグを作ろう」、プールまつりなど目白押しだ。
　８月２９〜３０日には「原宿表参道元氣祭スーパーよさこい」が、原宿、表参道エリア一帯で、大々的に開催される。
（2009-07-30）