原宿新聞

ディーゼルジャパンがギャラリー青山でアート展

　ディーゼルジャパンが８月１４日から、港区南青山の「ディーゼル・デニム・ギャラリー青山」２階で、アート展「ガーデン・オブ・アンアースリー・デイライツ」を開催する。１１月８日まで。
　ニューヨーク在住のディレクターで、フォトグラファーでもあるティモシー・サセンティー氏による世界初の個展で、彼がこれまでに構想してきたストーリーをベースに、今回のために製作された新作を含む未発表作品の展覧会となる。
　副題は「この世ならぬ歓びの楽園」、キュレーターはキミコ・ミタニ・ウー／ＭＷカンパニー。
　ティモシー・サセンティー氏は、ミシェル・コンドリーやトラクターなどの著名なフィルムディテクターが多数在籍し、世界的に有名な映像プロダクション「パルチザン」に所属し、国際的に活動するニューヨーク在住のディレクター・フォトグラファー。ピーチェズ、ファレル、エリカ・バドゥ、バトルズなど数々のミュージックビデオやアーティスト写真を手がけている。
　なお、１階ストアでは、来年１月末まで、若手建築家、谷尻誠氏による「ネイチャーファクトリー・バイ・マコト・タニジリ」のインスタレーションを開催する。谷尻氏は、独創的で斬新な住宅建築で注目されており、今回のインスタレーションでは、普段は目にも留めないような工事用配管がまったく違う表情を見せ、壁を這うように無数のパイプが天井を縦横無尽に駆け巡って、長い時間をかけて成長した樹木のように空間全体を覆い尽くして特徴を出す。
（2009-07-31）