ヘッドラインニュース
「ルミネマン渋谷」、26日に開業、初のメンズ専門館を公園通りに
駅ビル運営のルミネが8月26日、初のメンズ専門館を、駅ビル以外の立地に開業する。
商業施設名は「ルミネマン渋谷」で、立地は渋谷区神南1丁目(公園通り)のタワーレコード渋谷店に隣接する旧JR変電所の跡地。約706平方メートルの敷地に、地上4階建てのファッションビルを建設し、その1〜3階部分に16店舗が入る。
延べ床面積は1500平方メートル、店舗面積は970平方メートル。
10代後半〜20代前半の若者を主対象とし、ターゲットのライフスタイルを、あらゆる側面から提案・フォローする空間を創出していく。
レディスファッション中心の、既存のルミネとの差別化、メンズ館としての分かりやすさをめざして、あえて“ルミネマン”を名乗る。
ストアコンセプトは「ワードローブ」。用途やシーンに合わせて、洋服や服飾雑貨などを選べるワードローブをめざし、各テーマコンセプトと役割に沿ったショップを配置することによって、あたかもひとつのブティックを思わせる売り場を編集し、ストアコンセプトを具現化していく。
MD(マーチャンダイジング)コンセプトは、「渋カジ復活」とし、そのスタイル、価値観・感性に合ったショップを集積する。かって、一世を風靡した、革新的・情熱的なスタイルを現代風にアレンジし、ライフスタイル全般を提案。
外観は、メンズらしくネイビーを基調に、開放感のある空間を生み出すとともに、屋上の緑化に取り組むなど、環境問題にも配慮する。
1階はカルチャーのフロアとし、コンセプトカフェとしてオペレーションファクトリー(本社大阪)によるカフェレストラン「カフェ・マンドゥカ」を配置して、居心地のよい、仲間との大切な時間をすごすコミュニケーション空間をめざす。音楽とアートの融合、その情報提供を重視して、癒しと刺激が同居する空間を演出する。
1階にはほかに、ヌーヴ・エイによるメンズウォッチ・ジュエリーの「トルク」やインテリア・雑貨の「リムレス・バイ・アーノット」、シルバーアクセサリーの「PMR」が入る。
2〜3階はアパレルのフロアとし、館自体をひとつのブティックと位置づけて、用途やシーンに応じて選べるショップを配置。身の回り品、装飾品も各フロアに散りばめて、自分のライフスタイルを持ったユーザーのワードローブを表現する。フロア別には、2階に日本人デザイナーによるストリートファッション提案のセレクトショップ「ユニファム」、アーバンリサーチのアイデンティティと新しいアイデアを持ったブランドとのコラボレーションに特化して、新世代に新しいベーシックを提案する「アーバンリサーチ・アイディー」、上質なリアルクローズとジャンクなカルチャーを融合させた日常着提案の「レベレーションズ」やシューズの「フープディドゥ」、バッグの「MSPCプロダクト」、アンダーウエアの「アンダーキング」。
3階には、セレクトショップ「ステュディオス」、スニーカー、ブーツのセレクトショップ「チャプター」、眼鏡の「エロティカ」、アンティローザのメンズファッション「キャスパージョン」、モード型セレクトショップ「ベグジット」が入る。
全16店舗のうち、5店舗が新業態で、フレッシュなテナントによる「渋カジ復活」をアピールする。
初年度売上高は15臆円を見込んでいる。
(2009-08-17)
最新記事一覧
- 鎖国の国のGo To トラベルとはいったい何なのか
- 非常事態宣言またもや延長 感染拡大はだれの責任か
- どうなるコロナ対策 非常事態宣言解除後の行方は
- 稚拙なアプリで徹底管理 陰性の帰国者に2週間の自宅待機
- 迷走する政治屋たち COVID-19とオリンピック
- 閉ざされた国ニッポン ワクチンパスポートの考察
- メディアの在り方について
- 警察官としての矜持
- 新スタイルのフラワーショップ「DILIGENCE PA…
- 「銀魂 × TOWER RECORDS」12/24(木…
- 地元 神宮前で話題のオーガニックカフェ「SNOW AN…
- 原宿表参道 百年の灯りライトアップ
- フェンディとアニヴェルセルカフェが表参道でコラボ「フェ…
- 頻発する暴走事故はなぜ起きるのか。
- オレオレ詐欺はなぜ減らないのか