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ファッション・ナイトを9月11日に、この不況を元気に

ファッション・ナイトを9月11日に、この不況を元気に

 ファッション誌「ヴォーグ」が世界13カ国で一斉に開催するファッションイベント「ファッションズ・ナイト・アウト」(FNO)に呼応して、日本では9月11日の夜、表参道・青山エリアの200以上の有力ショップが午後11時まで営業時間を延長し、通常のショッピングでは味わえないスペシャルな夜を演出する。
 参加するのは、国内有力ブランドのほか、「グッチ」「プラダ」「シャネル」はじめ世界的に有名なラグジュアリーブランドの直営店から、日本への急進出が目立つファストファッションの「H&M」「フォーエバー21」、さらにはセレクトショップまで、幅広い顔ぶれとなっている。
 70店以上が参加する「表参道ヒルズ」や25店が取り組む「Ao」など商業施設の組織的な動きも目立つ。
 各ショップでは、一夜限りの限定アイテムや先行アイテムの販売、シャンパンやフィンガーフードのサービスはじめ店舗独自の盛り上げ企画のほか、買い物金額に応じて豪華商品の抽選に参加できるスタンプラリーなどの店舗回遊と購買促進に努める。「イヴ・サンローラン」や「ジル・サンダー」など人気アイテムも多数プレゼント。
 同時に、ファッションを通して、次代を担う子供たちの育成や地域貢献を目的としたオークションやTシャツ販売など、多彩なチャリティー企画も実施する。
 数多くのセレブの賛同も特徴で、FNOのアンバサダーとして冨永愛さんのイベント参加も決定。土屋アンナさんによるスペシャル・ライブも表参道ヒルズで開催するなど、多彩なゲストが集う。MCにはクリス・ペプラーさんを迎えて、オープニングとクロージングのセレモニーは表参道ヒルズで行ない、ファッショナブルな一夜を盛り上げる。
 各セレモニーとスペシャル・ライブには、自由に参加できる。
 Cap&PepとコラボレーションしたチャリティーTシャツ(1800円=税込み)は、26店舗で販売予定。
 また、チャリティーの趣旨に賛同したゲストが提供するオークション用の愛用品や貴重なアイテムは、表参道ヒルズ内の入札ブースで午後10時〜11時の間、随時受け付ける。
 これらの収益は、「国境なき子どもたち」「ケヤキ基金」に寄付する。
 ファッションズ・ナイト・アウトは、アメリカ版「ヴォーグ」の編集長、アナ・ウィンターさんの発案で始動したファッション・イベント。「ヴォーグ」を発行する世界13カ国で、「この不況下で、ファッションを元気づけよう」と、一斉に立ち上がる。
 
(2009-08-21)

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