原宿新聞

赤坂サカスでﾌﾟﾚイベント、8月２３日、「スーパーよさこい」盛り上げへ

　「スーパーよさこい２００９」を盛り上げようと、そのプレイベント「夏Sacasスーパーよさこい２００９」が　8月２３日（日）、乃木坂の赤坂サカス広場で開催された。
　赤坂サカスでのプレイベントは、今回が最初。8月２９日（土）、３０日（日）の本番に参加する９１チームのうち、東京を中心とする首都圏の１５チーム・約４２０名の踊り手がＴＢＳ放送センター前のステージに登場し、約９０分ずつ2回にわたって、本番さながらの演舞を披露した。
　開催地元の原宿エリアからは、8回目出場の「原宿よさこい連」と４回目の「原宿表参道元氣連」が参加。「原宿よさこい連」はトランペットやサクソフォンといったジャズの要素も取り入れて“江戸の粋”をアピールし、「原宿表参道元氣連」も“歌と踊り”の両面から、元気さを強調した。
　法政大、早稲田大の学生チームが若さを爆発させた一方、地域の各チームは子供から大ベテランまで老若男女の世代を超えた、家族的な雰囲気のまとまりのよさを印象づけた。
　千葉県からは「嘩舞嬉」（カブキ）、神奈川県からは「ＡＺＵＫＩ」（アズキ）が初参加。
　２００１年に始まった「明治神宮奉納・原宿表参道元氣祭スーパーよさこい２００９」は、8月２９日、３０日の２日間にわたって、原宿、明治神宮、代々木公園、ＮＨＫ前ケヤキ通り一帯で開催される。
　同実行委員会と商店街振興組合原宿表参道欅会が主催し、高知市が共催、明治神宮が特別協賛する。
　参加チームは、初出場の１６チームも加わって91チーム・約５５００人の予定。表彰は、昨年から明治神宮賞など新設の3賞を増やして、合計１１賞となっている。
　2年連続でグランプリを受賞している「とらっく（社）高知県トラック協会」や1回目から連続参加している高知県の「ほにや」、独自の江戸前のよさこいを披露する「原宿よさこい連」など日本各地のよさこいチームに加えて、ガーナの高校生と日本の高校生で結成した「ロッテ・ガーナよさこい連」、今年初参加の「ベトナムよさこい連」など国際色豊かなビッグイベントとなる。
　また、昨年から衣替えした「じまん市」の７０ブースに加え、代々木体育館オリンピック広場前でも、中小企業庁主催による各地域の30ブースを展開するなど、物産展の拡充も大きな特徴となっている。
（2009-08-24）