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ジンバブエ・コレラ被災者支援事業で報告会、ADRAが9月2日に
特定非営利活動法人のADRA Jpan (アドラ・ジャパン=曽根田健二理事長)は9月2日午後6時30分から、渋谷区神宮前1丁目の東京中央協会内の同事務所で、4月中旬から4ヵ月にわたって続けてきた、アフリカ・ジンバブエでのコレラ被災者支援活動について、事業報告会を開催する。
ジンバブエでは、昨年8月中旬から始まったコレラが国内全土に広がり、今年3月までに9万人以上が感染し、4095人が死亡した。コレラ患者は、国連などの努力で減少傾向とされていたが、感染の根本原因とされる水衛生施設は改善されておらず、コレラの拡大防止と予防のためには、水衛生施設の改善や衛生教育が急務。
そのため、ADRA Japanでは4月中旬から、ジャパン・プラットフォームから助成を受け、ADRAジンバブエ支部とパートナーシップを組んで、コレラ拡大防止、予防の事業を進めてきた。
被災地のひとつであるハラレ市クワザナ地区およびマニカランド州マコニ地区を対象とし、マコニ地区では小学校6校に深井戸を、小・中学校13校には手洗い場を設置した。
また、各学校の教師・村人代表による児童への感染症・衛生教育トレーナーの育成、トレーニングを受けた教師・村人代表による児童へのトレーニングの実施、そしてマコニ地区小・中学校22校、クワザナ地区小・中学校11校への清掃用具の配布などに取り組んできた。
ADRA(Adventist Development and Relief Agency)は、キリスト教精神を基盤として、世界約120カ国に支部を持ち、国連とも協働している国際NGO。ADRA Japanは人種、宗教、政治の区別なく、「人間としての尊厳の回復と維持」を実現するため、各国支部と協働して支援活動をおこなっている。
これまでに、スーダン難民帰還支援、ラオス農村開発支援、中国・四川大地震被災者支援事業、ネパール口唇口蓋裂医療協力などの実績がある。
(2009-08-28)
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