原宿新聞

9月23日に五輪開催決定応援で大パレｰﾄﾞ、原宿表参道で盛り上げ

　2016年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会の招致を目指す「東京オリンピック・」パラリンピック招致委員会と東京都は9月23日（祝、水）、原宿表参道で「開催決定応援大パレ―ド」を開催する。
　10月２日 の開催都市決定に向けて、更なる招致気運の高揚とともに、都民および国民の開催熱意を国内外にアピールするために行う。
　招致を応援する人たちによって、様々なパフォーマンスを繰り広げ、お祭りムードを高め、開催都市決定日（10月２日）につなげる。
　パレードは9月２３日の正午から午後4時ごろまでの予定。パレード第1部は、正午から午後１時30分ごろまで、ＪＲ原宿駅にも近いソフトバンク前を出発して表参道方面・伊藤病院前を回り、日本看護協会前を通って南国酒家前。第2部は午後1時15分ごろから4時ごろまでの予定で、ハナエモリビル前を出発して生活の木前まで行進する。パフォーマンスは午後3時から4時ごろまで、明治神宮大鳥居前で行う。
　主催団体には、招致委員会のほか、東京都、日本オリンピック委員会、日本パラリンピック委員会、日本体育協会が加わる。
　主な出演団体・企業は、警視庁音楽隊カラーガード・鼓隊、東京消防庁カラーガーズ・音楽隊、穏田神社・御神輿、よさこい（原宿よさこい連、ぞっこん町田'98、國士舞双）、日本車椅子バスケットボール連盟、東京電力、ＪＡＬ、ＡＮＡのほか吹奏楽、チアダンス・チアリーディング、竿灯、エイサー、踊りなど。
　ゲストとして、アテネ大会アーチェリー銀メダリストの山本博、同シンクロ銀メダリストの武田美保、同バレーボールの吉原知子、シドニー大会水泳の萩原智子、ソルトレークシティ大会スケートの勅使河原郁恵、歌手の水前寺清子の各氏が出演する。
　このパレードに伴って、原宿駅前交差点から青山通りまでの間が、通行止め・駐車禁止の対象となる。交通規制の時間は、午前11時30分から午後4時ごろまでだが、原宿駅前交差点〜神宮前交差点は午後1時30分まで。
　第31回オリンピック競技大会（正式名称）は2016年７月29日（金）〜８月14日（日）、26競技で開催される。第15回パラリンピック競技大会は８月30日（火）〜９月11日（日）。
　招致委員会は、2016年のオリンピック開催都市として東京が選ばれることをめざして、東京都、日本オリンピック委員会をはじめ国、スポーツ団体、オリンピック招致の専門能力を有する人々を結集するとともに、招致運動を戦略的、効果的に展開するために特定非営利活動法人としたもので、開催都市決定は10月２日のＩＯＣ（国際オリンピック委員会）の総会とされている。
　招致委員会からはすでに今年2月、17項目から成る立候補ファイルをＩＯＣ（本部＝スイス・ローザンヌ）に提出しており、競技会場プランとして「アスリートが最高のパフォーマンスを実現できるよう、都心に世界最高の桧舞台を用意。東京の大会計画は、半径８キロメートル圏内に97％の競技施設を配置する、史上最もコンパクトで環境にやさしいオリンピック」と、アピールしている。
　
（2009-09-14）