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中国向け支援で「渋谷網」、ＢtoＢサイトに新サービス

中国向け支援で「渋谷網」、ＢtoＢサイトに新サービス

　ＣＪ−ＬＩＮＸ（ＴＬホールディングスグループ、渋谷区神南1丁目、矢野広一社長）は14日、日本企業の中国進出を支援する総合サービス「ＣＪ−ＬＩＮＸ」の第�誼討箸靴董⊃轡機璽咼好廛薀奪肇侫�ーム「渋谷網」をオープンした。
　「渋谷網」はアパレルや雑貨、化粧品、健康食品などの卸売り企業が集まる中国・湖北省武漢市政府が主導する企業間取引（ＢtoＢ）のサイト「中国漢正街電子商務平台（漢正街）において、独自に開発したＥＣサイト上で、約2万7000の中国現地バイヤー向けに日本製品のマッチングを行い、中国電信グループが提供する「電子財布」による確実で迅速な代金回収や、通関を含む総合的な国際物流支援、日中双方の言語によるコールセンターサービスなど、中国でのスムーズな事業展開を可能にするビジネスのインフラを、一元的に提供する。
　「渋谷網」が「漢正街」と連動して、バイヤー・出店者ともに管理し、企業の事業基盤や製品のクォリティなど、信頼性の高い取引を斡旋することで、中国での知名度などとは関係なく、バイヤーを通して市場に製品を展開できる。また、ＯＥＭ（相手先ブランドでの生産）も可能。
　決済はすべて、現地のオンライン決済サービス「電子財布」を使用するため、「文化の壁」を越えて、売掛金の回収が確実に行われる。
また、アンテナショップとして製品開発やマーケティングなどにも活用でき、リスクを最小化し、開発・生産計画を効果的、効率的に進められる。
さらに、日中間の国際物流を全面的にサポートするため、専門知識や言語の壁を意識することなく、速やかに製品を出荷・納品でき、中国国内販売扱いで販売するため、輸入免許を必要とせず、購入が容易となる。現地政府が主導するＢtoＢサイトであるため、ＥＣサイトに対する法整備が不安定な中国においても、安心して事業を進められることもメリット。
　「渋谷網」は、月額5万円からの出店費用で、日本企業の中国市場におけるビジネスのスムーズな立ち上げを協力にサポートし、2010年から広範に出店を募って、年間で出店数２００店舗、月額取引高1億人民元（約15億円）を目指したいとしている。
（2009-09-15）

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