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18日から国際的ダンスの祭典、青山を中心に18カ国から
世界の振付師・ダンサーなどが3年に一度、東京・青山を中心に集う国内最大級のダンスの祭典「ダンストリエンナーレ・トーキョー2009〜限りなき瞬間〜」が9月18日(日)から始まる。4回目を迎えた今年は、世界11カ国から18のアーティスト・カンパニーが参加し、青山劇場・青山円形劇場をメーン会場に、10月8日(木)まで、トークイベント、フィルム上映なども含めて、ダンスに関する多彩なプログラムを複合展開する。
今年度の文化庁国際芸術交流支援事業の一環として開催するもので、財団法人児童育成協会(こどもの城)とワコールアートセンターが主催し、青山エリアでは青山学院大学総合文化政策学部なども協力する。
2002年に“ビエンナーレ”としてスタートした、このフェスティバルは、第3回から“トリエンナーレ”として開催、今年は4回目を迎えて、イスラエル、オランダ、カナダ、カナダ・ケベック、韓国、スイス、ドイツ、トルコ、日本、フィンランド、フランス、ベルギーの11カ国から18のアーティスト・カンパニーが参加。青山劇場・青山円形劇場、スパイラルホールなどでの公演や“ダンス・ワークショップ”のほか、青山通りに面するスパイラル1階ショウケースでの“ダンス・ショウケース”、シアター・イメージフォーラムでの”ダンス・フィルム”、青山ブックセンター本店でのトークイベントなど、多彩なプログラムも特徴となっている。
来日アーティストによるワークショップは、ダンス経験者で全2日間参加できる人を対象に、青山劇場Bリハーサル室で、7回の開催予定。
同じく振り付けを創り出す新たな手法にアプローチするリサーチプロジェクトも、全5回参加を前提に、同会場で3回の開催を予定している。
青山ブックセンターでは、ダンスカンパニー「コンドルズ」とのコラボレーションイベントをはじめ、4回のトークイベントを行う。
スパイラル1階のショウケースには、参加アーティストが日替わりで登場、ガラスの部屋の中で、次々にハプニングを展開する。出演アーティストの詳細は、スパイラルWEB(http://www.spiral.co.jp/)で後日発表する。シアター・イメージフォーラムでの“ダンス・フィルム”は、映画館で開催されるダンス映像フェスティバルは、本邦初で、ダンス映像作品を特集・上映する。フランスのシネマテーク・ドゥ・ラ・ダンスの協力のもと、1920年代のパリを席巻したジョセフィン・ベーカーや、伝説的なフラメンコダンサー、カルメン・アマヤの貴重な映像、モダンダンスの始祖、マーサ・グレアムからコンテンポラリーの巨匠たちの振り付けによる映像作品まで、見逃せないラインナップとして期待されている。
プログラムの詳細はシアター・イメージフォーラムのWEBページ(http://www.imageforum.co.jp/theatre/index.html)で公表される。
(2009-09-17)
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