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ビームスが18日から「松本民芸家具」、伝統美を受注販売で

ビームスが18日から「松本民芸家具」、伝統美を受注販売で

 ビームス9月18日(金)から、東京・原宿の「インターナショナルギャラリービームス」で、新たに「松本民芸家具」の取り扱いを開始した。店頭には8品目(型)のすべてをそろえるが、一部を除いて基本的には受注生産・受注販売となる。
 店頭販売するのは、「伝統的な手仕事とデザインの融合」を提案する同社の“フェニカ”(fennica)から松本民芸家具に特注したロッキングチェア「フェニカ・ロッカー」(税込み14万9100円)。その他の椅子4型、スツール1型、テーブル2型は、受注対応となる。すべての取り扱い商品は、特別色(明るめのブラウン)でオーダーできる。
 このところ「民芸」が見直され、伝統的な手仕事が注目を集めて、品質、材料、生産背景など、すべてに配慮された本質的な良さが求められている。こうした「民芸」の考え方に基づいて生産された用具には、「純粋な美」が感じられるとして、ビームスでは、このような美の視点を、「松本民芸家具」を通して、またフェニカ的な提案と合わせて、ユーザーに伝えていく。
 そのため、長く使い続けてこその「松本民芸家具」を中心に、経年変化が実感できるような何十年も使い込んだ家具、ラオスの手織り布製品、日本の白陶磁器、アナトミカの定番デニムパンツなども揃えている。
 老舗の家具メーカーとしての松本民芸家具は、長野県松本市で創業以来65年間、一貫して地元の素材を活用して、主に手作業で生産し、良質な木製家具の提供を続けてきた。熱心な“民芸”運動家であった創始者の池田三四郎氏を中心に、古典的な西洋家具の写しから、松本民芸家具ならではの美しく、質実剛健な家具を生み出している。
(2009-09-19)

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