原宿新聞

表参道に新たなイルミネーション、12月から女性空間デザイナー起用して

　商店街振興組合原宿表参道欅会（松井誠一理事長）は9月24日、新進女性空間デザイナーを起用して12月１日から41日間、「表参道イルミネーション」（仮称）を実施すると、正式に発表した。
　日本のイルミネーションの先駆けとして1991年から1998年までの8年間、点灯して冬の風物詩として定着させていた表参道のイルミネーションが、新しいデザインで11年ぶりに復活し、訪れる人が元気になれるイベントを発信していく。
　テーマは「心（こころ）−表参道に集うすべての人々の心に残る感動をー」。約１キロメートルにわたる欅並木に、温かみのある電球色のＬＥＤイルミネーションを輝かせるとともに、新芽をイメージしたオブジェや平和・幸せ・愛のモチーフであるベルなどを、並木に沿って装飾し、来街者を心温まる演出で迎える。
点灯時間は午後5時から同10時まで、開催場所は明治神宮から青山通りまでの表参道。
　デザインは、日本では数少ない女性空間デザイナーの長谷川喜美さんが手がける。
　イルミネーションを実施するのは12月1日（火）から年明けの1月10日（日）までの41日間だが、12月10日（木）〜来年1月17日（日）には、表参道ヒルズ本館地下3階スペースオーに、照明や映像、音響などの演出の中でスケートが楽しめる、インスタレーション空間を設ける。
（2009-09-24）