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オンリーが「シーラブズスーツ」、10月2日に女性向け新業態、南青山と大阪に

オンリーが「シーラブズスーツ」、10月2日に女性向け新業態、南青山と大阪に

 オンリー(京都市、中西浩一社長)は今秋から、女性のワーキングスタイルを新提案するコンセプトショップ「She loves SUITS」(シーラブズスーツ)をスタートさせ、その旗艦店として10月2日、東京・南青山店と大阪・なんばCITY店を同時オープンする。
1996年9月から開始した男女スーツの均一価格ショップ「インへイル+エクスヘイル」や1999年10月からの紳士服ツープライス専門店「ザ・スーパースーツストア」のノーハウを、女性向けに発展させたもので、シーラブズスーツには、エコロジーにも配慮して生地と生産過程の無駄を減らす受注生産の「ネクストメイド」システムを導入。さらに自宅での洗濯も可能にしている。セットアップでも、ジーンズに合わせることも可能で、「Tシャツやデニムのように、フォーマルを毎日着こなして欲しい」というメッセージが込められている。
 「ネクストメイド」は、オンリーが提案する全く新しい女性向けスーツの販売システムで、11月〜2月に春夏シーズン、6月〜8月に秋冬シーズンのサンプルを店頭展示し、スタイルを選んで独自の「ゲージ服」で採寸、グループ会社で縫製して3ヵ月後に届けるビジネススタイル。受注生産で在庫を積む必要がなく、生産過程の無駄をそぎ落とすため、クラシックラインのパンツスーツで1万5000円(本体)、スカートスーツは1万4000円から提供できる。
 5号〜11号の4サイズ展開で、いわば「産直スーツ」としての打ち出しを強める。
 また、独自開発の芯地・防シワ加工や洗うに適した生地の採用・縫製技術の組み合わせによって、型崩れしにくく、家庭洗濯も可能な「洗えるスーツ」を誕生させた。クラシックライン(1万9000円)に限り、すべて自宅の洗濯機で洗える。オンリーが考える女性像は、「きれいなスーツを着ている人」であり、「ユーティリティもファッションには大切な機能になってきている」としている。
そのため、ショップでは清潔なイメージを大切にして、水色と木目が基調となる。
 ショップにはそのほか、ジャケット、パンツ、スカート、コート、アクセサリー(チーフ、ベルト、バッグ、シューズ)など豊富なアイテムに加えて、インポートのセレクト商品も揃える。通常商品のほか、店舗限定商品も積極的に展開していく。
 旗艦店となる骨董通りの南青山店は、紳士服オーダー専門店「インへイル・エクスへイル」から転換するもので、売り場面積は211平方メートル。大阪・なんばCITY店は142平方メートルとなっている。
 今回のオープンに伴って、素敵に頑張っている女性のための「Let'エコニコプロジェクト」をスタートさせ、その第1弾として、「スマイル払いキャンペーン」を行なう。オープン初日、就職活動をしている女子学生100人に、「ネクストメイド」のスーツを無料提供し、みごと内定が決まれば、店舗に代金を支払いにきてもらうもので、全額をNPO法人J.POSH(日本乳がんピンクリボン運動)に寄付する。
(2009-09-30)

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