原宿新聞

東京デザイン専門学校が16〜18日、「原宿祭」で情報発信

　学校法人原宿学園が運営する東京デザイン専門学校（今村昭秀校長）は10月16〜18日、「Love Design Love Harajuku〜1000人の原宿カタログ〜」をメーンテーマに、学園祭「原宿祭」を開催する。
　学生たち1000人が、原宿をテーマにしたポストカードや竹下通りのキャラクターデザイン作品を、インスタレーション展示するもので、あわせて原宿の企業・団体との産学連携活動の実績紹介など地元密着型の学園祭とする。
　会場は同専門学校の1号館、2号館(渋谷区千駄ヶ谷3丁目)。
　原宿祭では今年から3年間、「原宿」をテーマに、地域とのかかわりや原宿文化について考えていく方針で、原宿という地域に根ざしたデザイン専門学校として、デザインという観点から原宿の価値を再認識し、新しいデザイン・情報発信を行なう。その初年度である今回は、学生・教職員および一般の人たち約1000人が、それぞれ考えている「私の原宿」と「竹下通りキャラクター・竹下くん」を、写真・文字・マークなどで、ポストカードに表現する。
　これら“1000人の原宿カタログ”は、1号館メイン会場でインスタレーション展示を行い、優秀作品は後日、実製作化も検討していく。「竹下通りキャラクター・竹下くん」については、会期中に希望者を募って、ガラス面にライブペインティングなども実施する予定。
　また、原宿竹下通り商店会からの依頼である、竹下通り街灯デザインのプレゼンテーションなども行なう。
　学校法人原宿学園(宮入俊彦理事長)は1966年に創立、デザイン・イラスト・マンガ・アニメなどの学科を有する「東京デザイン専門学校」を運営している。
（2009-10-02）