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ADRAが水害・震災支援強化へ、スマトラ・サモアに職員増派
特定非営利活動法人ADRA Japan(アドラ・ジャパン、渋谷区神宮前1丁目、曾根田健二理事長)が、9月下旬に発生したフィリピン水害被災者支援、スマトラ島地震・サモア津波被災者支援の活動を本格化している。
現地に緊急派遣したADRA職員からの連絡によると、9月26日にフィリピンを襲った台風16号「ケッツァーナ」の被害は予想以上に大きく、死者277人、被災者68万人以上とされ、1週間経っても約65万人が家に戻れず、全国508カ所の避難所生活を余儀なくされているという。
そのため、フィリピン政府は国営TVを通じて国際社会に支援を呼びかけ、ADRA Japan でも職員名を緊急派遣し、5日にはさらに1名を増派して、支援物資の配布を通じて被災者の自助努力を支える活動を強めている。
また、9月30日にインドネシア・スマトラ島東部で発生した大地震の被害は死者1000人以上、瓦礫の下敷き数千人規模とされ、加えて南太平洋サモア近海で発生したマグニチュード8・3の地震に伴う津波のため、サモア・米領サモアでの死者は150人を超えるとされている。現地では、中長期的な支援活動が必要とされ、ADRA Indonesiaとの協力による被災状況や支援ニーズの調査と支援実施のために、同じく日本から2名の職員派遣を緊急に決定。
ADRA Japanでは、 これら水害・震災・津波被害とも共通の緊急支援募金を、引き続き呼びかけていく。
郵便振替口座:00290−2−34169、加入者名:(特活) ADRA Japan。ホームページ:http://www.adrajpn.org、問い合わせメール:project@adrajpn.org、問い合わせ電話:03・5410・0045。
ADRA(Adventist Development and Relief Agency)は、キリスト教精神を基盤として世界約120カ国に支部を持ち、国連とも協同している国際NGO。ADRA Japan(ADRA日本支部)は、人種・宗教・政治の区別なく、「人間としての尊厳の回復と維持」を実現するため、各国支部と協同して、支援活動を進めている。
(2009-10-05)
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