原宿新聞

NIKE旗艦店が原宿・表参道に、新機能備えて11月月１４日オープン

　ナイキジャパン（品川区、ジエームズ・ゴッドバウト社長）は10月19日、東京都内初の旗艦店「ＮＩＫＥフラッグシップストア原宿」を11月14日(土)に、原宿・表参道にオープンすると、正式に発表した。ＪＲ原宿駅に近い渋谷区神宮前１丁目の表参道沿いにオープンするもので、オープンに向けて10月22日（木）から、ストアコンセプト「ここから変わる」をテーマにしたコミュニケーションを開始し、店舗の板囲いを使ったビジュアルを、次々に変化させる。
　世界的に活躍するWonderwall片山正道氏とのコラボレーションによって生まれたインテリアデザインの店内には、自分のオリジナリティを追及できる「NIKE iD」の国内最大規模のスタジオや、ランナーのためのシューズ選びをサポートする「RUNNER’S STUDIO」、また、日本初上陸となるフットボーラーのための「NIKE BOOTROOM」を設置し、豊富なプロダクトとサービスを展開する。
　さらに、曜日ごとに様々なメニューを提供できるランニングクラブや、クリエーターとコラボレートしたディスプレーなど、スポーツを様々な形で表現し、訪れた人がスポーツを通して変わるキッカケとなるような、インスピレーションあふれる店作りをめざす。
　また、「ここから変わる」をテーマにしたコミュニケーションとして、店舗の板囲いを活用したビジュアルは10月22日の「The Human Race 10K 2009」を皮切りに、第5弾まで登場させ、スポーツシーンやアスリートをテーマにしたビジュアルを連続的に打ち出す。
３層構造の売り場面積は1階が416平方メートル、2階が366平方メートル、3階が162平方メートルの合計944平方メートル。世界的インテリアデザイナーであるWonderwall片山正道氏とのコラボレーションによる店舗内装は、シューズ500足をシャンデリアのようにデザインしたインスタレーションや、1600足のシューズソールを活用した「FOOTWEAR WALL」、ナイキイノベーションの原点ともいうべきワッフルソールを取り入れた壁面などが大きな特徴で、ナイキのヘリテージやＤＮＡを片山氏の完成で表現していく。
　1階では、自分に合った1足を選べる「RUNNER’S STUDIO」のほか、ランニング時の自分の足の着地シーンをハイスピードカメラで撮影し、状態をチェックできる「ゲイトアナリシス」を設置して、専任スタッフがアドバイスするなど、サービスコンテンツの拡充をめざす。また、世界中のランナーとつながることができる「Nike ＋」（ナイキ・プラス）の体験など、プロダクトだけでなく、より快適なランニングライフを提供する。ランナーのレベルに合わせた「NIKE RUNNING CLUB」も開催、ビギナー向けセッションやレベルアップを目的としたクリニック、女性限定のセッションなど、曜日ごとに異なるユニークなプログラムを、週4回のペースで予定している。
　2階では、ナイキテクノロジーやＤＮＡを、新たなデザインとともに提案するライフスタイルラインの「NIKE SPORTSWEAR」のコーナーを設け、クリエーターとコラボレートしたユニークなディスプレーなどで、独自の世界観を表現していく。シューズやバッグの素材や色をカスタマイズするシステム「NIKE i D」（ナイキアイディー）に対応する「NIKE iD STUDIO」は国内最大スペースで。通常のウェブサイト「NIKE iD.COM」からはオーダーできないスタジオオリジナルのモデルやデザイン・コンサルタントのサポートとともに作成できる専用スペース(要予約)も用意する。
　3階には、ロンドンに続いて、世界で2店舗目となるフットボール特化フロア「NIKE BOOT ROOM」（ナイキブーツルーム）を開設する。ユニホームはじめフットボール関連商品を取り扱うほか、スパイクのパーツをカスタマイズしたり、ロゴの刺繍・プリントなど、幅広いサービスを行なう。
　また、「ナイキ・マーキュリアル・ヴェイパー・スーパーフライiD」(4万8300円)は、「NIKE BOOTROOM」だけでオーダーできるカスタマイズ対応モデルとして展開する。左右別々のオーダーのオーダーも可能。今後、様々なあるリートやコーチを招いてのイベント開催なども予定している。
　これらのほか、オープン記念スペシャルモデルとして、プロ野球・日本ハムファイターズのダルビッシュ有選手、陸上競技の為末大選手ら11人のアスリートのスポーツへの想いからインスピレーションを「スペシャルモデル」を、オープン当日から順次発売していく。
（2009-10-19）