ヘッドラインニュース

人の賑わいのある街づくりへ　テンポロジー会議開く

人の賑わいのある街づくりへ　テンポロジー会議開く

「渋谷‐原宿‐青山ゴールデントライアングルからコンパクトシティへ」と題するテンポロジー未来構想会議（テンポロジー研究会など主催）が9月30日午後6時半から北青山のカラーキネテックス・ジャパン�螢轡隋璽襦璽爐燃�催された。
　この日は、研究会の会員など約60人が参加。ゲストプレゼンテーションのほか、トークセッションなどが行われ、人々が生活を楽しむ街、そのために必要なもの、ことは何かなど今後のあるべき街づくりについて討議された。
　ゲストはライフスタイルプロデュサーの浜野安宏氏（浜野総合研究所代表）と流石創造集団代表、黒崎輝男氏（イデー・ファウンダー）の二人。ストアデザイナーの牛建務氏がコーディネートした。
　セッションのなかで浜野氏はストリートの大切さを強調、高層ビルが建つのはいたし方ないとしても、少なくともストリートには人の賑わいがあり、活気のある街づくりをめざすべきだと話した。
　また黒崎氏も経済至上主義で無機質な街ではなく古本屋、オープンスペースなどが点在、人間くささ、面白さを感じる街でなければ、今後は生き残れないのではないかと指摘した。
　確かにマンハッタンの高層ビル街でもストリートレベルにはカフエ、飲食、雑貨店が並び人々でにぎわっている。グランドセントラルは、駅というよりはさながら巨大なショッピングモールだ。日本の都市開発に人のにおいを感じないのは何故なのか。
　テンポロジーとは造語で都市の「市」を重視、店舗、人の集まる場、公共の場を見つめなおすことで、街について考えようというもの。主宰は渡部隆氏。同研究会は法人会員、個人会員などで運営、月1回のサロンミィーティングなどを開催している。詳しいことはシアムメディア研究所（�筺�03‐5770‐5131番）まで。　　
（2005-10-04）

最新記事一覧

ヘッドラインニュース一覧

創刊にあたり

現実をみつめる冷静な目
原宿新聞編集長　佐藤靖博

www.harajukushinbun.jp

虫に書く

事案の真相に鋭いメスを
「巨悪は眠らせない」

www.harajukushinbun.jp