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「アジア連帯経済フォーム」が初の東京開催、11月7日から青山で

「アジア連帯経済フォーム」が初の東京開催、11月7日から青山で

「アジア連帯経済フォーラム２００９」が11月７(土)〜10日（火）の４日間、2007年のフィリピン・マニラに続いて、日本で初めて開催される。主催は同実行委員会で、会場は国連大学、青山学院大学、東京ウイメンズプラザなど。「連帯経済」というのは、利潤ではなく、人間を大切にする、フェアトレード、協同組合など、助け合いと信頼にもとづく草の根の経済活動の総称で、東京にアジアと日本の連帯経済の実践者、研究者、市民らが集い、経験交流と議論を行なう。
　開催初日の11月7日(土)には、オープニング・セッションに続いて、「グローバルに広がる連帯経済」のテーマで、EU、中南米、国際ネットワークからの報告と議論、同様に「アジアにおける連帯経済〜多様な実践をつなぐために」の論議も行なわれる。
　午後には「グローバリゼーションと連帯経済」と題して、インドの「環境活動家でエコフェミニストでもあるヴァンダナ・シヴァ氏が記念講演。「連帯経済を促進するための社会的金融」「社会的企業の果たす役割」といったセッションを予定。
　国連大学前の広場では、国内の賛同団体・フェアトレード団体のマーケットやライブ、ワークショップなども、「きずな市」として開催される。
　２日目には、�ー匆馘�金融の可能性�▲侫Д▲肇譟璽匹粒搬腓反焚臭�「いのち」のセーフティネットを地域で創る�た�と農の循環による地域の小さな経済づくり�ス餾殤�帯税――のテーマ別ワークショップ(分科会)を行なう。
　また、「連帯経済の達成をはかる指標と評価」のセッションに続いて、「アジア連帯経済フォーラム2009コンセンサス文書」や“東京宣言”なども提起され、連帯経済促進に向けた政策提言へとつなげていく。
　第３日〜第４日は、オプショナルツアーで、�〆覿霧�小川町の「有機野菜と地域づくり」��横浜市の「「ホームレス支援の現場」��神奈川県厚木市の「資金の循環とセーフティネット」――といった日本の連帯経済を訪ねる旅を行なう。
　アジアで最初のフォーラムは2007年10月、フィリピンのマニラで開催され、アジア各国から約100名、フィリピンから約600名が参加して、貴重な経験交流の場となった。東京でのフォーラム開催に向けて、非営利・協同総合研究所「いのちとくらし」の石塚秀雄氏はじめ11氏が呼びかけ人に名を連ね、同時に賛同団体・個人を募っている。
（2009-10-22）

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