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表参道イルミネーション、HIS協賛で12月から、低木にも”ベルシンフォニー”
商店街振興組合原宿表参道欅会(松井誠一理事長)は、総合旅行業のエイチ・アイ・エス(HIS、平林朗社長)の協賛を得て、11年ぶりに復活するイルミネーション事業を、「表参道H.I.S.イルミネーション・ベルシンフォニー」として展開する。12月1日(火)から来年1月10日(日)までの41日間、約1キロメートルにわたる表参道の欅並木を、温かみのある電球色のイルミネーション約63万球(LED使用)で飾るとともに、低木には平和・愛・幸せのモチーフであるベルの装飾が登場、風にそよぐと優しい音色を奏でて、光が融合した空間を演出する。
HISは、来期での30周年記念行事の一環と位置づけ、イルミネーションの期間中は欅並木付近の特設ポイントで、モバイルメールマガジン登録キャンペーンを実施する。
欅の大木140本(予定)を中心とする光の装飾には、消費電力の少ないLED(発光ダイオード)を使用し、取り付け方法も工夫することで、樹木への負担を軽くする。また、老化や衰退などによって、電飾を施せない木には、その理由とともに、欅の生態やCO2吸収量などを示すプレートを設置。表参道の象徴である欅を通じ、環境保全への理解促進を図るウォークラリーなどのイベントも行なう。
また、低木部分に設置するベルは「まちかど庭園・ウイッシュガーデン」で購入でき、メッセージとともに飾り付け、売り上げの一部は欅並木の保存に当てる。メッセージは終了後、明治神宮に奉納される。全体として来街者参加型のベル装飾とする。
一方、表参道ヒルズのメインエントランスは、イルミネーションに先駆けて、11月12日(木)から点灯。空から白い光が降り注ぎ、優しい光に包まれた空間の中心には LEDによって象徴的なベルが施された高さ約4メートルのツリーが輝く。ツリー前では、記念撮影もできるデザインとなっている。
期間は11月12日(木)から来年1月17日(日)まで。
さらに、表参道ヒルズの館内には、スケートを楽しめるインスタレーションが初めて登場、「表参道H.I.S.スケーティングシアター」として運営する。照明・映像・音響などが作り出す環境演出や、来場者の動きにあわせて映像が反応するインタラクティブメディアアートなど、新しいエンタテインメント空間として、大人も子供も、滑る人も見る人も楽しめる。スケートパネルには、ポリオレフィン系樹脂をベースに開発された、氷を必要としない新世代のスケートリンク素材「エクストラアイス」を使用し、エコにも優れている。
ほかにネット企画として、イルミネーション公式サイトでは携帯からのメッセージやイルミネーションフォトの投稿など、参加型のイベントを実施する。オリジナル着信音の配布やTwitterとの連携も予定している。
イルミネーションが点灯する時期には、原宿・表参道周辺の各ショップで、特別メニューや限定商品、イベントなどを開催、スタッフが共通のアイコンとしてピンバッジを付けて来客を迎える。
(2009-11-03)
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