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あす13日から「不平の合唱団」公演、六本木・表参道ヒルズなどで
世界各国を訪れ、地元の人たちから集めた不平不満を合唱曲にまとめ、大声で歌おうというユニークなプロジェクト「不平の合唱団」の東京版が今週末から、表参道ヒルズなど3カ所で開催される。東京版に参加する100名の合唱団はすでに、公募で編成され、この公開パフォーマンスの後は、11月28日(土)からの六本木ヒルズ・森美術館「MAMプロジェクト010」展で、展示・上映される。
ヘルシンキを拠点に活動する2人組のアーティスト、テレルヴォ・カルレイネン+オリヴァー・コフタ=カルレイネンが2005年、英国・バーミンガムで始めた「不平の合唱団」はその後、ヘルシンキ、ハンブルグ、ペンシルバニア州、メルボルン、シンガポール、バンクーバー、香港などを経て、今秋には東京まで到達する。
東京では、世界各国の才能豊かなアーティストを応援する森美術館の「MAMプロジェクト010」の一環として開催され、「不平」応募者の中から選ばれた合唱参加メンバーによる日本語の合唱は、誰に向かって、何を訴えればよいのかさえ見失いがちな時代に、「ユニークで斬新なコミュニケーションのあり方を提案する“アート・プロジェクト”」となることが期待されている。
東京版「不平の合唱団」による公開パフォーマンスは、11月13日(金)の午後7時から六本木ヒルズアリーナ、14日(土)午後3時から芝大門・増上寺、同7時半から表参道ヒルズの本館吹き抜け大階段で行なう。
これらの模様は記録・編集され、映像作品として、森美術館「MAMプロジェクト010」展で、11月28日(土)〜来年2月28日(日)に上映される。
また、来日中のアーティスト2人が「不平の合唱団―東京」を振り返るとともに、その他の活動も紹介する「アーティスト・トーク」(日英同時通訳付き)は11月28日(土)午後6時から、片岡真実・森美術館チーフキュレーターが作家の既存プロジェクトを紹介しつつ、現代の「コミュニティー」について、ともに考える「キュレーター・トーク」は2010年1月22日(金)午後7時から、いずれも美術館展示室で予定している。
(2009-11-12)
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