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東急電鉄が「早起き応援キャンペーン」、12月から混雑緩和めざして

東急電鉄が「早起き応援キャンペーン」、12月から混雑緩和めざして

 東京急行電鉄(渋谷区、越村敏昭社長)は11月25日(水)まで、ラッシュ時の混雑緩和をめざして、田園都市線「早起き応援キャンペーン」の参加メンバー5000人を募集、12月1日(火)〜18日(金)の平日にキャンペーンを実施する。同社では、田園都市線(東京メトロ半蔵門線相互乗り入れ)の朝ラッシュ時の混雑および混雑を一因とした遅延の解消を、「重要課題」と位置づけ、運転本数の増加、準急の導入、6ドア・座席格納車両の導入、大井線の溝の口延伸と急行運転の開始など、多様な対策に取り組んでいるが、今回のキャンペーンもその一環として、吉野家、ドトールコーヒー、ティップネスの協賛を得て、オフピーク時の乗車促進を図る。
 田園都市線の各駅から、所定の「早起き設定時刻」までにPASMOで自動改札機にタッチして入場すると、携帯電話にメールでクーポンが届き、そのクーポン画面を対象店舗で提示すれば、各種の特典サービスが受けられる。
 協賛企業である吉野家、ドトールコーヒー、ティップネスの3社に、東急電鉄のカルチャー事業「東急BE」を加え、特典は4種類。
 田園都市線の「中央林間」〜「池尻大橋」の各駅から、PASMOで自動改札機にタッチして入場し、都心方面へ乗車する人で、携帯電話を持っている乗客が対象となる。メンバー募集期間内に、携帯サイト(http://hayaoki.tokyu.jp/)から登録手続きし、登録した人の中から抽選で5000人がメンバーとなる。
 メンバーに当選した人がキャンペーン期間中、始発時刻から早起き設定時刻までに田園都市線各駅の改札機に、PASMO(事前登録したもの)でタッチして入場すると、それぞれの携帯電話にメールでクーポンが配信される。当日に配信されたクープンを、4社で提示すると、それぞれの特典が、「当日に限って」受けられる。
 特典内容は、吉野家が渋谷区はじめ都内7区の68店舗で、朝定食各種50円引き(午前5時〜10時)、エクセルシオールカフェでは、同じく7区内の78店舗で、コーヒーまたはカフェラテ(HOT、ICE)のサイズアップ(OPEN〜午前11時)、ティップネスは渋谷など6施設で朝7時から10時までのモーニング利用、1回500円(レンタル別料金)。
 東急BEセミナーは、事前予約で朝専用語学クラス(1回3150円)が25%OFFとなる。
 
(2009-11-21)

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