原宿新聞

新広告配信システム開始、25日からマイクロアドが

　サイバーエージェントの連結子会社であるマイクロアド（渋谷区円山町、渡辺健太郎社長）は11月25日、新広告配信システム「マイクロアド・ヴァスコ・リミテッド」の提供を開始した。
　「マイクロアド・ヴァスコ・リミテッド」は、2009年8月にリリースしたマイクロアド独自開発のASP型広告配信システム「マイクロアド・ヴァスコ」をベースとした無償版サービス。時間帯・曜日指定配信、フリークエンシーコントロール、レポート機能などの主要な広告配信機能はそのままに、広告在庫に空きが発生した際に、「マイクロアド・アドネットワーク」からの広告提供を受け、広告収益によるマネタイズ機能を導入することが可能となっている。
　これらの機能を無償で提供することによって、多くのメディア運営企業での広告枠運用と収益化をサポートしていく。
　このサービスは、広告配信機能とマネタイム機能を同時利用することで、無償提供を実現している。
従来の有償版サービスは、「マイクロアド・ヴァスコ・スタンダード」としてリニューアルし、媒体社によるリターゲティング、行動ターゲティング広告の配信など、より高度な広告配信ニーズに応える機能拡充を図っていきたいとしている。
（2009-11-25）