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学生が経営するアンティーク着物ショップ、今月オープン

学生が経営するアンティーク着物ショップ、今月オープン

「若い人に着物の可能性を知ってもらいたい」Tokyo135°の代表の山口嶺太さんはそう話す。今月一日、原宿にアンティーク着物ショップTokyo135°がオープンした。店は、たんす屋(東京山喜株式会社)のサポートを受けながら学生主体で運営している。
 この店では、従来の着物の型を破って新しい着物スタイルを作ろうという心意気が感じられる。羽織をジャケットに、袴をスカートに、帯をストールにアレンジしたり、洋服とミックスするなど、日常のファッションに取り入れて、着こなせる工夫がなされている。決して奇抜ではなく、純粋におしゃれだな、という印象を受けた。「私たちは、着物の専門家ではない、だが素人だからこそ面白く着崩し方を生み出せる」という山口さんの言葉にも思わず肯いてしまう。
 確かに着物は素敵だが、値段が・・・という人もいるかもしれない。しかし、アンティークということもあり、リーズナブルな価格となっている。品質もスタッフが膨大な古着から厳選したものばかりで保証済みだ。そのためかリピーターのお客さんも増えてきている。
 また、この店では、着物をもっと身近に感じて欲しい、と定期的に専門家を呼んでのショップ内での着付け教室なども行っている。他にも、着物をフィーチャーしたイベントの開催なども視野に入れられている。
 和服なんて浴衣ぐらいだ、と思っていた方もここに行けば着物の虜になるだろう。ぜひ一度足を運んでみて欲しい。

Tokyo135°(2005-10-13)

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