原宿新聞

16日、青山学院で公開シンポジウム、渋谷芸術祭の締めくくりで

青山学院大学は12月16日(水)午後4時から、公開シンポジウム「創造都市・東京の未来〜若者とクリエイターとの交流による知の創造と発信〜」を開催する。同大学の総合文化政策学部・社学連携研究センターが主催し、渋谷芸術祭実行委員会と青山コモンズ実行委員会が後援、ＮＨＫが協力する。
　冒頭に、「文化競争の時代に日本がなすべきこと」と題して、企業メセナ協議会の福原義春会長とトーキョーワンダーサイトの今村有策館長が基調対談。次いで、イベントプロデューサーの山本哲氏とＮＨＫの熊埜御堂朋子氏ほか学生有志が、「創造と発信の現場から」のテーマで報告する。
　パネルディスカッションでは、都市プロデューサー・青山学院大教授の井口典夫氏、アーティストの日比野克彦氏、クリエイティブディレクターの箭内道彦氏が、「若者とクリエイターとの交流が都市の未来を拓く」をテーマに語り合う。進行は宣伝会議の田中里沙編集室長。
　多様な渋谷文化を紹介するカルチャーイベント「渋谷芸術祭」の締めくくりイベントとして開催するもので、都心の文化創造・発信拠点で起きている様々な実験的・教育的な動きを紹介し、東京、さらには日本の将来を展望する。
（2009-12-14）