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旧コクド本社ビル跡地、「表参道プロジェクト」で来秋着工へ
レーサム(千代田区霞ヶ関、田中剛社長)が取得した旧コクド本社ビル(渋谷区神宮前6丁目)跡地開発が、「表参道プロジェクト」(仮称)として動き始めた。すでに、都市計画法による開発行為の許可(D−66-01号)も9月18日付で得ており、東京メトロ「明治神宮前」駅とのバリアフリー連絡通路、駐車場なども含む建築確認の諸手続きを経て、2010年秋までには着工、約2年の工事で事務所、店舗、多目的施設などから成る複合商業施設をオープンする見通しとなっている。
計画によると、約2860平方メートルの敷地に、地上7階、地下2階、高さ約33メートルの鉄骨鉄筋造りのビルを建設、延べ床面積は、約1万3416平方メートルとなる。設計は梓設計(品川区東品川)、工事施工者はフジタ(渋谷区千駄ヶ谷)の予定。
ビルの上層部(2〜7階)はオフィスとし、地下2階から1階までの3フロアを店舗などの商業施設とする。核テナントは未定。
旧コクドビルは、コクドの本社が入居するだけでなく、西武グループの事実上の本部として機能してきたが、2004年の西武鉄道における有価証券報告書虚偽記載事件を受けたグループ再編に伴って、2005年8月、レーサムグループに売却されていた。
取得したレーサムでは、土地代を含めた総事業費400億円を投じて、2008年をめどに、延べ床面積1万平方メートルを超える複合施設の建設を計画していた。
JR「原宿」駅徒歩1分の好立地にあり、隣接するコープオリンピアの建て替えや東郷神社近く(神宮前1丁目)のパレフランス跡地開発などの調整が難航する中で、注目されている。
(2009-12-18)
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