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神宮前の子どもの森

神宮前の子どもの森

 総合的な遊び環境をプロデュースしたいと遊具輸入会社・ボーネルンドが設立されたのは1981年。ボーネルンドとはデンマーク語で「子どもの森」という意味。家庭用遊具の販売や幼稚園・公共施設への商品提供のほか、子どもたちが安心して遊べるような環境作りにも力を注ぐ。
ショップは全国の百貨店などを中心に、約80店舗展開している。
 神宮前一丁目にある本社の一階には、世界各国の様々な遊び道具が並ぶ本店がある。鮮やかな色彩に囲まれると思わずわくわくしてしまう。扱う商品のうち、9割が輸入品で、一部オリジナル商品もある。どれも海外の厳しい安全基準を通過したものばかりで、お墨付きだ。
また、遊ばされるのではなく、自らが主体的になり、工夫しながら遊び方を発見するという貴重な体験もできる。そのため考える力、生きる力が自然と身につくそうだ。
 なかでも、特に目を引いたのがビー球を転がす遊具で、ただビー球を転がして遊ぶだけではなく、積み木のように自らがコースを組み立てる事ができる。作る楽しみを味わう事ができることも醍醐味のひとつ。
お客様も買い物に来るというよりは、子どもとともに遊びに来るといった印象。店先には大きな遊具があり、無邪気に遊ぶ子どもの姿は微笑ましい。
 神宮前交差点近くに原宿店もあり、ショッピングがてらにフラっと立ち寄る若者も多い。ついつい童心に帰り、大人でも充分に楽しむ事ができる。
 また、横浜や神戸の巨大な遊び場の開設や、講演会、クリエイターとの展示会の開催など、精力的に活動している。いかに、「遊び」について真剣かということがよく分かる。11月11日からクリスマスキャンペーンを行うそうで、今後の動向に期待したい。
ボーネルンド(2005-10-20)

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原宿新聞編集長 佐藤靖博

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