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ADRAが”クリック募金”開始、「1クリック1円」で国際貢献呼びかけ
国際NGOのADRA Japan(渋谷区神宮前1丁目)が年明けから、クリックするだけで募金ができる専用の「募金箱」(http://adrajpn.bokinbako.org/)をスタートさせた。このクリック募金「募金箱」は、インターネット上から簡単に募金できる専用システムで、協賛企業のバナーをクリックしたり、協賛企業のサイトで買い物をすると、「1クリック1円」の割合で、ADRAの国際協力支援に募金の形で参加できる。
募金そのものは協賛企業が負担することから、ユーザー側の金銭的な負担などは一切なく、加えて会員登録など面倒な手続きが不必要で、ADRAの専用システムとして運用されるのが大きな特徴となっている。
IT企業から社会貢献の一環として提案された企画で、サービス提供はネプロアイティ(中央区)、システム提供がアンカットテクノロジー(渋谷区)。今後は会員企業の拡大に力を入れるともに、自分のブログやホームページからADRA専用の「募金箱」へのリンクを貼ってもらえる人を広く募集する。
ADRA(アドラ)は、世界約120カ国に支部を持ち、国連などと協働している国際NGO。正式には、Adventist Development and Relief Agency といい、この頭文字をとってADRA(アドラ)と略称している。また1997年に国連経済社会理事会(ECOSOC)の諮問機関として認められ、同理事会にオブザーバーとして出席している。
その日本支部であるADRA Japanは、1985年からキリスト教精神を基盤とし、世界各地において今なお著しく損なわれている「人間としての尊厳の維持と回復」を実現するため、世界のADRA各支部 とパートナーシップを築きつつ、人種・宗教・政治の区別なく、全人的援助と自立を図る継続的な支援活動を行なっている。
「教育」「医療援助/保健衛生」「災害援助・緊急救援」「食糧確保に向けた取り組み」「経済開発」の5つが基本方針。
2009年度は、スマトラ島沖地震被災者支援、フィリピン水害被災者支援、スーダン難民支援、ネパール口唇口蓋裂医療 チーム派遣・スポンサーシップ(学費支援)、ラオス農村開発支援、ペルー教育復興支援、国内での防災意識啓発、中高生に対する国際支援への啓発授業などの活動を実施している。
(2010-01-14)
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