原宿新聞

「明治神宮前（原宿）」駅に急行停車、3月６日から土・休日に

　東京メトロ（梅崎壽社長）は3月６日（土）のダイヤ改正で、副都心線「明治神宮前」駅に、土曜・休日には急行列車を停車させて利便性の向上を図るとともに、駅名に「原宿」を併記・案内して、「原宿エリアの最寄り駅」を印象付け、利用促進を図る。
　副都心線「明治神宮前」駅は開業以来、地下鉄の乗り換え駅にも関わらず、急行列車が停車せず、問題点として指摘され続けてきたが、今春のダイヤ改正によって、少なくとも土曜・休日の急行停車は実現するわけで、千代田線との乗り換え利便性の面でも、一歩前進とされている。
土曜・休日の急行列車本数は、A線（渋谷方面行き）が１日当たり67本、B線（小竹向原方面行き）が66本。
　また、地下鉄の「明治神宮前」駅は、原宿・裏原宿エリアへの最寄り駅であるにも関わらず、認知度が低かったことから、これを機に、副都心線、千代田線とも、地下鉄の駅名表記およびアナウンスを「明治神宮前（原宿）」とし、若者を中心にアピールして、とりわけ土曜・休日の原宿・表参道エリアへの来場者増を促す。
　ほかに、今回のダイヤ改正では、有楽町線の準急列車をすべて各駅停車に変更し、準急列車通過駅である６駅での乗降機会を増やしたいとしている。
　なお、3月６日（土）のダイヤ改正を前に、「明治神宮前」駅近辺では、車内アナウンスで、すでに2月中旬から、「原宿」を併せて案内し始めている。
（2010-02-06）