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新中央図書館、5月にオープン、ICタグ導入・渋谷区で全10館体制へ
神宮前1丁目に新築中の渋谷区立中央図書館が、今年5月下旬にオープンする。現在の中央図書館と同じく東郷神社の敷地内に開設するもので、旧図書館は3月から休館して移転作業に入る。
床面積は約4450平方メートルで現状よりも1000平方メートルほど増えて4450平方メートル。蔵書可能数は14万冊増えて約34万冊となる。内訳は一般向けが22万冊、児童向け2万冊、閉架書庫1万冊。
文芸評論家「奥野健男文庫」を新設する。
座席予定数は287で、インターネット端末利用席と個人パソコン利用コーナーを設置するとともに、オンラインデータベースソフト閲覧席とレファレンス専用カウンターを設けて、利用者の調査研究活動などを支援する。
最大の特徴は、3月の西原図書館に続いて「ICタグ」を導入すること。 窓口での貸し出し処理の迅速化、自動貸出機の設置などによって、利用者へのサービス向上を図るとともに、事務の効率化を実現する。
区内で最初のICタグ導入館となる西原図書館は今年度内の3月に、出張所などとの複合施設の2、3階部分にオープン。床面積は645平方メートルで、座席予定数は61(一部パソコン利用可)。蔵書可能数は5万2000冊(一般4万3000冊、児童9000冊)。エレベーター、だれでもトイレ、授乳室などを整備し、誰もが安心して利用できる図書館をめざす。
また、ICタグ全図書館導入の先駆けとなる。
笹塚こども図書館は6月に、子育て支援センターとの複合施設との2階部分にオープンする。
2万冊の蔵書のうち、1万6000冊が児童向けで、児童書と子育て関連図書の充実が特徴。子どもの読書と子育てを支援する。
こもれび大和田図書館は、旧大和田小学校跡地開発で11月にオープンする「文化総合センター大和田」の2階に開館する。床面積は約687平方メートルで蔵書可能数は5万2000冊(一般4万3000冊児童9000冊)。座席予定数は66で、一部パソコンの利用が可能となる。
さらに、子ども科学センター、プラネタリウム、女性センターなど、同じ総合センター内の関連分野図書コーナーも設ける。
これらのオープンによって、渋谷区立の図書館は、全10館体制となる。
(2010-02-15)
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