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「住み続けたい」が8割超、渋谷区で「区民意識調査」まとめ
渋谷区がまとめた「区民意識調査」によると、20年以上の長期居住者が47%を占め、今後の定住意向のある人は8割を超えている。住み続ける理由(複数回答)は「自分の家(土地)だから」が45%で最も多く、「住み慣れているから」が40%、「通勤・通学に便利」29%、「買い物など毎日の生活に便利」28%と続いている。昨年9月に、渋谷区在住の満20歳以上の男女3000人を対象として実施し、先ごろまとめたもの。
区政に関して、困っていることや不満に思っていることを、3位まで答えてもらうと、1〜3位の総合で、「まちづくりについて」が43%で最も多く、「環境」40%、「健康」36%、震災等危機管理」34%と続く。「福祉」28%、「子育て支援」16%は、第1位の占める割合が総合の5割半ばと、関わりのある人における関心度の高さを示している。
「福祉について」を選択した人に、困っていることを聞くと、「高齢者について」が73%でトップ、その内容は「自分自身や家族が一人ぐらしや高齢者世帯のため、何かあったときが心配」が42%で最も多い。
「教育について」では、「学校教育」が61%で最も多く、「学力の低下が心配」が理由のトップにきている。「生涯学習」を選んだ人では、「参加したい講座・サークル活動がない」44%、「図書館の蔵書が少ない」29%、「図書館の開館時間が短い」27%など。「青少年育成について」を選んだ人では、「野球やサッカーなどスポーツのできる場所が少ない」が75%と断然多く、「青少年の社会活動をコーディネートできる人材がいない」25%、「中高生の音楽・演劇などの創作活動をする場がない」22%となっている。
(2010-02-16)
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