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3月6日に「文化財ツアー」、景観と住環境を考える会が開催
原宿団地の建て替え問題が訴訟に発展するなど「公開空地」のあり方が社会問題化する中で、同原告団も参加する「景観と住環境を考える全国ネットワーク」(代表:日置雅晴弁護士)は3月6日(土)、「危機的文化財現地バスツアー」を開催する。
「この不況の只中でも、開発の危機にさらされて、明日をも知れない状態に置かれている文化財が数多くある」という問題意識から実施するバスツアーで、都心に点在する文化財を実際に見学し、危機的状況にある文化財を残すために、何が必要なのかについて一緒に考える。
当日は、JR飯田橋駅西口を基点に、牛込見附、万世橋駅舎、岩崎邸レンガ積み、ニコライ堂、銅(あかがね)御殿、小石川後楽園庭園、東大赤門、浅草寺、東京駅、中央郵便局などを巡る。
外からしか見られない文化財が多い中で、今回のツアーでは、年に数回しか一般公開されない「銅(あかがね)御殿」の内部も、特別に見学できる。文京区・小石川にある、通称「銅(あかがね)御殿」は、需要文化財に指定されている旧磯野邸。竣工は明治44年。地震と火事に強い屋敷にするため、屋根だけでなく、2階から上の外壁を銅葺きとしていることから「銅(あかがね)御殿」と呼ばれてきた。近辺には、山崎家旧家や小石川植物園の東大総合研究博物館(旧東京医学校本館)などもあって、文字通りの「文京」地区を形成しているが、昨今はマンション建設に伴う環境破壊が地域住民の間で、大きな問題となっている。
ツアーの問合せ先は、北城(090・1559・7154)、藤原(090・5581・9288)の両氏。
(2010-02-22)
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